亡くなった直後に「まずやること」(最優先の初動)

在宅介護 亡くなった後は、気持ちが追いつかないまま手が止まりがちです。
けれど最初の数分だけ、順番を決めて動くと落ち着きやすいと言われています。
流れはざっくり
「①連絡先を決める → ②死亡確認(医師)→ ③次の連絡」 です。
引用元:株式会社服部
看取り(想定内)か急変(想定外)かで連絡先が変わる
かかりつけ医/在宅主治医がいるケース
看取りの方針があるなら、まずは在宅主治医(または訪問看護)へ連絡し、指示を受ける流れが一般的と言われています。
医師が来て死亡確認を行い、書類(死亡診断書)につながるケースが多いようです。
医師がいない・突然死の可能性があるケース(警察が関与する流れ)
主治医が不在、状況が不明、転倒や外傷があるなど「急変」に見えるときは、医師だけで進められず警察が関与する場合があると言われています。
ここは自己判断で進めず、まず電話で状況を伝えるのが無難です。
救急車を呼ぶべき/呼ばないほうがいい場面の目安(※事前方針がある前提で)
事前に「延命は希望しない」「看取りの段取りが決まっている」など方針が共有されている場合、救急車ではなく主治医へ連絡する流れが案内されることがあるようです。
逆に、方針が未確定・家族が不安で判断できない・外傷や急な出血があるなどは、救急の相談をしたほうがよい場面もあると言われています。
迷ったら、“いま起きていること”を短く説明して指示をもらう、これが一番早いです。
救急車か迷うときの判断軸は、在宅介護の緊急時対応で整理しています
やってはいけないこと(遺体を動かす・自己判断で対応する等)
焦るほど、やりがちなNGがあります。
- 遺体を動かす(体位を大きく変える、服を替える など)
- 室内の状況を片付けすぎる(急変の可能性があるときほど注意)
- 自己判断で何かを行う(薬の追加、体を強く押す等)
いったん手を止めて、連絡先に状況を伝えるのが基本だと言われています。
5分で見られる「緊急チェック」(表)
| いま確認すること | 目安 |
|---|---|
| 看取りの方針は共有されている? | ある→主治医へ/不明→相談窓口へ |
| 主治医・訪問看護の連絡先は手元にある? | まず電話、指示を受ける |
| 外傷・転倒・急な出血などはある? | ある→急変扱いで相談 |
| 家族が動揺して判断できる状態? | 無理なら早めに相談 |
電話で伝えるテンプレ(そのまま読めばOK)
- 住所(建物名・部屋番号まで)
- 本人の氏名・年齢
- いまの状況(呼吸の様子/いつ気づいたか)
- 看取りの方針の有無(延命の希望など)
- 最終の診察・訪問がいつ頃か
- 外傷や転倒の有無、気になる点
連絡先の順番まで含めた“緊急連絡フロー”はこちらで確認できます
医師の死亡確認〜死亡診断書〜安置まで(その場の流れ)

在宅介護 亡くなった後は、まず医師の死亡確認が入るのが一般的と言われています。
そこから「書類の発行→安置→次の連絡」と進むので、焦って動き回るより、順番だけ押さえるほうが落ち着きやすいです。
引用元:株式会社服部
死亡診断書/死体検案書の違いと「どちらが出るか」
ざっくり言うと、医師が経過を把握している場合は死亡診断書、一方で状況が不明・急変に見える場合は死体検案書になるケースがあると言われています。
決めるのは家族ではなく、連絡を受けた医師や関係機関側なので、「どんな状況か」を短く正確に伝えるのが大事です。
引用元:https://hattorisougisya.com/2022/06/21/mitori0617/
死亡時刻のメモ、本人確認、家族が落ち着くまでの段取り
連絡がついたら、まずは深呼吸。
次に、気づいた時刻(発見時刻)をメモしておくと話が早いです。
身分証や保険証が手元にあれば、本人確認もスムーズになりやすいでしょう。
とはいえ、泣いてしまうのも当然なので、できる人が一つずつやれば十分です。
メモはスマホでも紙でもOK、迷ったら「いま何が起きているか」をそのまま伝えてください。
エンゼルケア(誰がどこまでやる?訪問看護/葬儀社/家族)
エンゼルケア(死後の身支度)は、訪問看護が入る場合もあれば、葬儀社が案内する場合もあると言われています。
家族だけで無理に進めなくても大丈夫です。
やるとしても「部屋を整える」「必要な人へ連絡する」くらいで、体を大きく動かす対応は指示が出てからのほうが安心でしょう。
引用元:株式会社服部
当日やること(時系列の図解:箇条書き)
- 【30分以内】主治医(または相談先)に連絡
気づいた時刻をメモ/本人情報を手元に集める - 【2時間以内】医師の到着・死亡確認
書類の発行の流れを確認/葬儀社へ連絡(必要に応じて) - 【当日中】安置の準備(指示に従う)
家族・親族へ連絡/介護サービス関係は翌日以降に回してOKなものも多い
介護サービスの停止・解約・精算(ここが検索意図の“抜け”になりやすい)

在宅介護 亡くなった後は、医師連絡や葬儀で頭がいっぱいになりますよね。
そこで見落としやすいのが、介護サービスの停止と精算です。
結論から言うと「まずケアマネ→次に各事業者→最後に福祉用具」の順に動くと混乱しづらいと言われています。
ケアマネへ連絡(いつ/何を伝える/契約解除の流れ)
連絡の目安は“落ち着いたら早め”で、当日〜翌日あたりに相談する人が多いようです。
伝えるのは難しく考えず
①亡くなった日と時間帯
②今後の予定(葬儀の目安)
③利用中のサービス(訪問介護・デイなど)
だけでOK。
ケアマネが各事業者への連絡や契約解除の段取りを整える流れになると言われています。
訪問介護・訪問看護・デイ・ショート・配食など各事業者への連絡順
順番はこう覚えるとラクです。
- 最優先:その日に来る予定がある事業者(訪問介護・訪問看護・配食など)
- 次:送迎や受け入れ準備がある所(デイ・ショート)
- 最後:定期の契約・請求系(家事代行や見守りサービス等)
「今日来る予定だった」を止めるだけでも、現場の混乱が減ると言われています。
デイ・ショート・訪問の使い分けは、外出できないときの現実的な方法で詳しく解説しています
福祉用具(介護ベッド等)の返却、レンタル費の最終精算の注意点
介護ベッドや手すりなどのレンタルは、回収日が決まるまで部屋に残ることが多いです。
ここで注意したいのが請求トラブル。
月の途中で終了した場合、制度上は日割りの考え方が出てくるケースがあると言われています。
だからこそ、解約連絡のときに「いつまでの利用扱いになるか」「締め日がいつか」「未消化分(キャンセル分)の扱いはどうなるか」を先に聞くのが安全です。
サービス別「連絡チェックリスト」(表)
| サービス | 伝えること(最低限) | 先に聞くと安心な点 |
|---|---|---|
| ケアマネ | 亡くなった日時/利用中サービス | 連絡の代行範囲 |
| 訪問介護・看護・配食 | 今日の予定の停止 | キャンセル料の有無 |
| デイ・ショート | 送迎・受け入れ停止 | 請求の締め日 |
| 福祉用具 | 回収希望日 | 日割り・月額の扱い |
在宅介護で“休む枠”を作る具体策は、休む方法完全ガイドにまとめています。
引用元:株式会社服部
引用元:みんなの介護
引用元:WAM NET
役所・保険・お金の手続き(期限があるものだけ先に)

在宅介護 亡くなった後は、気持ちの整理より先に「期限がある手続き」が来ると言われています。
全部を一気に片付けようとせず、まずは7日・14日あたりだけ押さえると動きやすいです。
引用元:大阪市役所
死亡届(期限の考え方)と火葬許可に関わる基本
死亡届は役所へ提出し、あわせて火葬許可証の発行につながる流れが一般的と言われています。
葬儀社が動いてくれるケースも多いので、「誰が役所に行くか」だけ先に決めておくと安心ですね。
引用元:大阪市役所
介護保険の資格喪失・保険証返却(“いつまでに/どこへ”の整理)
介護保険は、死亡の届け出後に介護保険担当窓口へ返却する案内がある自治体もあります。
窓口・郵送など扱いが分かれるため、ケアマネや市区町村に確認して進めるのが確実と言われています。
引用元:東大阪市役所
その他、同時に発生しがちな手続き(年金・健康保険・葬祭費など)※概要のみ
年金は死亡の届け出が必要な場合があり、年金証書や死亡を確認できる書類などを求められると言われています。
健康保険や国保は資格喪失の届け出が必要になることがあり、国保は14日以内の届け出を案内する自治体もあります。
葬祭費(または埋葬料等)は申請型なので、落ち着いたら忘れずに確認したいところです。
期限別まとめ(表)
| 目安 | 優先する手続き |
|---|---|
| 7日以内 | 死亡届/火葬許可の段取り(役所) |
| 14日以内 | 国保などの資格喪失の届け出(自治体により案内) |
| 1か月以内(目安) | 年金・葬祭費など、申請系を整理して漏れ防止 |
役所に行く前の持ち物チェック
- 死亡診断書(または関係書類)
- 届け出人の本人確認書類
- 印鑑(求められる場合があるため)
- 故人の保険証・資格確認書(手元にあれば)
- メモ(住所・本籍・世帯情報など)
亡くなった後の生活を立て直す(片付け・気持ち・次に困ること)

在宅介護 亡くなった後って、手続きが終わっても「はい解散」とはいきませんよね。
家の中も気持ちも、ゆっくり立て直していく流れになると言われています。
まずは“今週やること”を減らすのがコツです。
眠れない日が続くときの目安は、在宅介護うつのサイン記事で確認できます
遺品整理は「すぐやらない」選択もある(判断基準)
遺品整理は、無理に急がなくてもいいと言われています。
判断の目安は「重要書類だけ先に」「生活導線だけ確保」です。
思い出の品は、手が止まるなら“いったん保留箱”でOKでしょう。
| 先にやる | あとでいい |
|---|---|
| 貴重品・通帳・保険関係の確認 | 写真・衣類・趣味の道具 |
| 捨てる前提の生ごみ・危険物 | 迷う物の仕分け |
| 生活スペースの確保 | 本格的な処分・売却 |
介護が終わった後に起きやすい心身の反動(燃え尽き・不眠など)
介護が終わると、緊張がほどけて反動が来る人もいると言われています。
たとえば、急に眠れない、食欲が落ちる、何もしたくない…みたいな感じです。
ここは「気合いで立て直す」より、休む日を予定に入れるほうが現実的かもしれません。
つらさが続くなら、身近な相談窓口や医療機関に頼るのも選択肢でしょう。
つらさの原因整理と次の一手は、在宅介護が辛いと感じたときの対処法にまとめています
よくある質問(FAQ)
Q. 夜間に亡くなったら?
看取りの方針がある場合は在宅主治医や訪問看護へ、医師がいない・状況が不明なら警察が関与する流れもあると言われています。
焦らず連絡先へ状況を伝えるのが基本でしょう。
Q. 施設ではなく自宅で亡くなった場合、何が違う?
自宅だと「連絡→死亡確認→書類→安置」までを家族が段取りする場面が増えると言われています。
施設は職員が導線を案内してくれることが多いようです。
Q. 介護サービスの請求が翌月来た…払う?
月の途中の終了でも、締め日や算定の関係で翌月に請求や更正通知が届く場合があると言われています。
まずは明細を確認し、わからなければ事業者か自治体へ問い合わせるのが安全です。
まとめ:在宅介護で亡くなった後は「順番」さえ決めれば大丈夫
在宅介護 亡くなった後は、悲しみの中でも“やること”が一気に押し寄せます。
だからこそ大事なのは、全部を完璧にこなすことではなく、順番を間違えないことだと言われています。
まずは医師や関係先へ連絡し、死亡確認と必要書類の流れを整える。
次に、ケアマネを起点に介護サービスの停止・精算を進める。役所や保険の手続きは期限があるものだけ先に片付け、遺品整理や気持ちの整理は急がず“できる範囲”で進めれば十分でしょう。
もし今、頭が真っ白なら「今日やること」は3つだけでOKです。
- 連絡先を決めて電話する(主治医/訪問看護/必要なら相談先)
- メモを残す(気づいた時刻・状況・連絡した相手)
- ケアマネに連絡する(明日でもよいので予定を止める)
ここまでできれば、次は周りが手続きを一緒に進めてくれることが多いと言われています。
ひとりで抱え込まず、使える支援を遠慮なく使ってください。
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